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新つばさ通信2号

皆さまにご愛読いただいてきた『つばさ通信』は、今号から『みやじま謙後援会ニュース・新つばさ通信』として、再スタートいたします。引き続き、ご愛読をよろしくお願いいたします。

みやじま謙後援会「新つばさ通信」

こちらからダウンロードできます。(PDF)

みやじま市政の初予算全会一致で可決 子育て支援と交通弱者対策に重点
【効果見極め、選択と集中の予算編成】

去る3月24日に閉会したかすみがうら市議会第一回定例会で、4月からの新年度予算案が全会一致で承認されました。みやじま市長が就任後初めて編成した予算で、子育て支援交通弱者支援、空き家対策、自転車を活用したまちづくり推進など、市民生活を支える施策に重点をおいた内容となりました。

保育料助成拡充

自治体の予算は、その年度の事業の見積書のようなもので、首長の思いが具体的に反映されるものです。「活力とあたたかさあふれる市政」を目指す内容がどのように盛り込まれているでしょうか。

一般会計の総額は181億4800万円で、前年度比7・2%減。国保などの特別会計と合わせると、総額272億1,950万円で、前年比4・1%減です。

まず特徴的なのは、保育料の無償を拡充したことです。これまで3~5歳の保育料は国の政策で無償化されていましたが、0~2歳については個人負担でした(第3子以降は国によって無償化済)。そこで新年度から、第二子の0~2歳保育料を市の予算で無償化することになりました。

これにより、多子世帯の負担は軽減され、第二子の出産を躊躇しているご夫婦への朗報にもなるでしょう。他市に住む子育て世帯の誘引にも効果が期待されます。

また、住み続けられるまちを目指した施策も盛り込まれています。ひとつはデマンド型乗り合いタクシーの運賃値下げと、より使いやすい形態への体制の見直しです(詳細は裏面)。

空き家対策への新たな取り組みも始まります。特定空き家(管理不全の空き家)になる前の段階での解体を促進するため、1軒につき最大50万円の助成をするというものです。後継者不足で空き家が 増える傾向が今後も続きますが、解体せずに放置される家が、地域の安全をおびやかし始めています。地域の安全・安心と、景観を含めた環境維持を進めることで、住み続けられる地域づくりを目指しての施策です。

自転車利用促進

自転車の活用によるまちづくりにも取り組みます。まずは、駅の駐輪場の毎月の利用料の半額(上限1,000円)を助成する制度がスタートします。これは、自転車の利用を促進することによって、二酸炭素排出削減と市民の健康増進を後押ししようというもの。

中学校に入学する生徒のうち、スクールバスを利用できない生徒の家庭に対し、自転車購入費等の一部(自転車購入費の半額、最大3万円。徒歩生徒には9,000円)を助成する制度も始まります。

スクールバスの運営には、利用生徒ひとりあたり約40 万円がかかっていますが、利用は無料です。「無料バスを使えない生徒の家庭は数万円の自転車を買わざるを得ない」との意見が毎年寄せられており、その不公平を是正するための施策です。

免許返納後の生活・健康維持のため【乗り合いタクシー料金が4月から半額】

1乗車300円に

一時は廃止の危機に追いやられたデマンド型乗り合いタクシーですが、4月から利用料金が、これまで1乗車600円だったものが300円になりました。

また、運行形態も変更し、より利用しやすく生まれ変わります。

常磐線を超えての利用について、乗り換えが不要となります。

そして常磐線超えを含む地区外停車場所ですが、千代田地区からは、霞ヶ浦庁舎、ウェルネスプラザ、あじさい館、神立病院です。霞ヶ浦地区からは、千代田庁舎、千代田ショッピングモール、神立病院、そして新たにベイシア(行方市玉造)も加わりました。ただし常磐線超えでの利用の場合、料金はこれまでどおり600円です。

議員倫理条例可決

昨年12月の議会で否決された政治倫理条例ですが、3月議会では、形を変えての可決となりました。

前回否決された倫理条例案は市長をはじめとする特別職と議員の両方を対象としていました。しかし今回は、市が提案した倫理条例は市長等の特別職のみを対象とし(市長対象条例案)、これとは別に、議員を対象とした議案(議員対象条例案)が議員発議で上程され、そのうち議員対象条例案のみが可決されました。市長対象条例案は継続審議の扱いとなりましたが、6月議会で可決されることが予想されます。

両案の一番大きな違いは、市発注業務の受注制限について、議員については一親等までを対象とし、市長等特別職は二親等としているところです。

あゆみ祭りが8月16日開催で復活!

新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で、しばらくの間イベントの中止が続いていましたが、5月から5類へとカテゴリーが変わることもあって、復活する催事が増えています。

かすみがうら市でも、3年間にわたって開催を断念してきた「あゆみ祭り」と「かすみがうら祭」が復活します。

そして「あゆみ祭り」の開催日は、永年にわたり定着し親しまれてきた8月16日に戻ることになりました。ぜひ、地域のお祭りとして、地域の皆様の格段のご協力をよろしくお願いします。

お祭りといえば、新しい取り組みとして3月25、26日の両日、「志筑城・楽市楽座」が開催されました。あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの来場者で賑わいました。

中でも心に響いたのは、地元中心の運営委員さんたちの情熱あふれる活躍ぶり。感動しました。

「地域のお祭は、地域で育て、地域で守る」このことの大切さ、身にしみました。

みやじま謙の明日への思い

空席となっていた副市長ですが、3月末で県の福祉部長を定年退職された飯塚一政さんに就任していただきました。

飯塚副市長は昭和38年1月生まれの60歳。昭和61年に茨城県庁に入り、様々な重要ポストを歴任されています。私の掲げる「県市連携のまちづくり」にとって、これほどの援軍はありません。

もうひとつ、皆様にお知らせです。

来る5月10日(水)18時から千代田公民館講堂で、大井川和彦茨城県知事を講師にお招きし、「茨城県とかすみがうら市の将来を考える集い」を開催します。

お誘い合わせの上、ぜひ来てくださいネ!

フードバンク活動にご協力お願いします!

フードバンクとは、賞味期限内で安全に食べられるにも関わらず包装ミスや返品などで廃棄される食品や、ご家庭で余っている食品を集め、困っている人へ無償で届ける活動です。だれでもできる「食の助け合い」にぜひご協力ください。

【寄付していただきたい食品】

2か月以上の賞味期限があり、常温保存できる未開封の食品(缶詰、レトルト食品、乾麺、インスタント食品、お米、お菓子など)※新規購入品も大歓迎です。

【受付場所】

霞ヶ浦地区:あじさい館入口

千代田地区:働く女性の家のロビー

※いずれも営業時間内

フードバンク活動にご協力お願いします! みやじま謙はNPO法人フードバンク茨城の会員です。